「無限の住人」尸良さん中心で解説


○尸良さんの出ている所とそれに対する管理人のコメント中心です○


尸良さん出没巻 5巻 6巻

5巻  130Pで尸良さん登場!!
第二十三幕◆ 凶の消息を尋ねるために恋を惨殺。
手段は問いまへん系の発言がプロっぽいぞ!!万次の小屋にて出てきた凛に「どなたはんだ?お前?」
お前こそどなたはんなんだ、と人々は彼に突っ込んだことやろうわ。
第二十四幕 糧  凛と万次に接触。天津さんを殺るのに一緒にね、とさそう。
           凛との会話で、なんとなく尸良さんの人となりがうかがえる。
凛の実力を測りつつ、一応ご指導もしている所がえらい。
木の枝じゃなくて人を斬っていればそれは強くなるよなー・・・。
犬を独り占めせんで、凛にも分けてあげてる所が偉い・・・よなー。
なんというか「大人」な感じがしましたな。


6巻 全体的に大活躍しています。
第二十五幕◆現ズル事無キ代物 <其の一>凛と万次を湯屋に案内して、酒のんでいます。
何気にほがらかです。
第二十六幕◆現ズル事無キ代物<其の二>内藤新宿の宿にいます。酒買ってきました。
                           耳掻きしている凛と万次を冷やかします。 
思ったより普段は明るい人のようです。
第二十七幕◆現ズル事無キ代物<其の三>天津影久情報について語っています。
万次には敬語のようです。
第二十八幕◆現ズル事無キ代物<其の四>凛に行動をおさえられつつ、やる気は満々。
                   剣先でケツほじるぞアマァ!!女装?天津の笠をきる。
ガキ(凛)にあれこれいわれるのが、ホントに嫌みたいです。
第二十九幕◆現ズル事無キ代物<其の五>
                  賽河屋と対戦。天津じゃなくてかなりガッカリしたみたいです。
                  二対一の勝負ですがぜんぜんその辺気にしていません。
                   しかし、それはそれでやるきまんまん、かっこいい台詞多し!  
かっこいいよな・・・・。
第三十幕◆現ズル事ナキ代物 <其の五>二人目の足を斬り、手首と首を同時に落として絶命させる。
                 最初に片足を落とした男の腕を、刀のノコ刃になってる所でぼりぼり斬る。
                楽しそうに行う尸良。 凛、尸良にげんなり、うんざり。尸良、女郎の片足を斬る。
殺すなら、最後まできちんと首を落とす。無骸流の仕事はむいているのかもなー。
楽しそうだよな・・・。病気で変態だから、ここでざざっと尸良ファンの数は淘汰されただろう。
しかし、ま、それはそれで良し。
第三十一幕◆現ズル事ナキ代物<其の六>肢を切った女郎の手の平に匕首を刺して、胸を切り開き
                     (ついでに?)犯そうとしています。凛に「アンタみたいな人間は嫌い
                     なんだ!」といわれる。しかし、尸良さんそんな事どうでもいいから
                     静かにしてほしかったみたいです。

                     周りがうるさいとのれないんでしょうか・・?切りかかってきた凛に
                     反撃しようとして万次に左手を切り落とされてしまいます。
                     尸良さん、切り落とされた手を拾ったかどうかは不明ですが
                     とりあえずその場から逃げます。   
                              
なかなか、腕を切られた直後にダッシュで逃げるなんて、その体力と精神力には敬服いたします。
悪い事するだけじゃなくて、そこそこの根性も持ち合わせているのではないかと・・・。


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尸良さん出没巻 7巻 9巻

7巻 第三十四幕◆群<叢雨・其の二> 七十八頁

イメージカットで一コマでています。悪そうでつよそうです。                             

9巻 第五十三幕 ◆ 獣<其の一>

寛いでいる百淋と真理路の所へ帰ってきた尸良。髪の毛真っ白で、以前にも増して目つきが悪い。
殺しの実践学?を百淋と真理路に語り、偽一がいないことを確認して去る。
自分が万次に復讐するための、手形と引き換えに百淋たちを「逸刀流」に売ったのだ。
白髪になった尸良はかっこいい。ついでに、仲間を売っている所が卑怯者マニアの人々の
ツボに入ったのではないか・・・と思われる。けれど、尸良さんは教え好きだな。
案外年なのかねぇ・・・。三十路半ばくらいかと思ってるんですが・・・。
最後の悪党ヅラが素敵です。

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尸良さん出没巻 10巻 11巻

10巻 第五十八幕◆秋霜<其の一> 第五十九幕◆秋霜<其の二>
    第五十八幕◆秋霜<其の一>

禿頭三兄弟に金を払って万次の足止めを頼む。街道を行く凶載斗と万次を発見。万次の右腕を切り落とす。
禿頭三兄弟と交渉中の尸良さんのズルそうで悪そうな表情が何ともいえません。
    第五十九幕◆秋霜<其の二>

尸良さんが喋っている間に、万次の右腕がくっついてしまう。凶載斗に秘密兵器?の右手を使う。
万次に斬られた腕の肉を削いで骨を削って槍のように仕立て上げていたのだ。
尸良さんの名言多し。万次と戦いたかったのだが、万次に投げ飛ばされる。

衝撃の右腕お披露目であった・・・・。
ただのいじめっ子ではなく、いろんな意味で痛い人だったのだ。
その怨念は暗くて激しい。怖えぇ・・・・。でも、かっこいいぞ!!

ここで疑問が・・・。まてまて、片手って事は誰が尸良さんの帯とか褌とか結んだんだ?
いや、それ以前に尸良さんは六尺褌か越中褌なのかもっこ褌なのか?色は何だ?

・・・っていうか、褌はしてるのか!?と、大江戸下着事情な疑問が湧いてきて困った。
万次のフィギュアは赤の越中だったけど、おそろいだったらちょっと愉快すぎるか・・・。
で、多分赤の越中褌以外ではないかと思っているが・・・。根拠は薄い。

えーとこのたび(09年秋)一部の協議により白の越中褌ということに決めさせていただきました。


11巻 第六十幕◆秋霜<其の三> 第六十一幕◆秋霜<其の四> 第六十二幕◆秋霜<其の五>
     第六十三幕◆秋霜<其の六>
    第六十幕◆秋霜<其の三>

万次に投げ飛ばされて転がっていった先の小屋で待ち伏せする。
けれどやってきたのは凶載斗。凶を無視して万次のところへ行こうとするが、凶に後から切りかかられたのを
痛い右腕で防いで、凶に蹴りをいれる。
ついでに生きがいも語る。
「今日は己の日だ」と凶載斗に言われた後の尸良さんの表情が何とも言えずイイぞ。
左手でも結構戦っているから、両手があったらかなり強いんだろうなー。
   第六十一幕◆秋霜<其の四>

かなりいい具合に凶と戦うも、右腕を凶に刺される。凶にホトソギを取られる。
やられた分はやり返している感じはするが・・・。
   第六十二幕◆秋霜<其の五>
凶に胸を二箇所斬られる。話をしている最中に凶がブチ切れる。
凶にとどめを右腕で刺そうとして止められる。そして、凶に担がれて滝へ・・・
此処まで斬られないと、本気になれないのか・・・?
外道な嗜好を凶に語っているけど、これは心理的に追い詰めようという意図があるのか、それとも単に語るのが
好きなだけなのか・・・・。5人もそんな事してたら十分に鬼です。
   第六十三幕◆秋霜<其の五>
凶に命乞いをしてみろと言われたが、悪党哲学で言い返す。
岩に捕まっていた左手を凶に斬られて、滝へ落ちる。生死不明・・・。
口八丁手八丁というか、・・・発言においては尸良さんの勝ちかもしれない。(苦笑)
実は口げんかの実力もあるのかも。
勝ちというよりは、強烈な悪党イズムで凶を圧倒したけれど・・・。

最後まで足掻きつづける其の姿に感銘をうけた読者はおおかろう。
しぶといを通り越していっそすがすがしいくらいですね。
頼むから此処で死ぬな!蘇って戦ってくれ!!と本気で神に願ってしまった。

尸良さん出没巻 14巻

14巻  第九十幕◆神去 177p ぐらいから……
     第九十幕◆神去

尸良は生きていた。牢獄に入っていた。滝に落ちて左目を失ったが、本人いわく新しい武器を得たらしい。
吐の部下の英は逸刀流3人のあとに凶載斗、そして万次と仕合わせると尸良につげる。
尸良の手の代わりとして、少年と少女を尸良の牢屋に入れたのだが、少女は尸良に殺された。
少年のほうが今後尸良の手の代わりとして稼動する予定らしい。
見た感じ、英はなんか卑怯そうで弱そうで、尸良にすぐ殺されてしまいそうなところが、石鯛のつぼに
入ってしまった。しかし、まあ、なんですな……尸良が生きていてよかったです。

うれしかったです。すでに死が確定していたら、このHPも無かったでしょうから……。
……それにしてもあっちの世話ありの牢獄生活ってどうなんでしょう……。
ゴハンの時だけ手伝ってあげればイイのに。

尸良の力に期待していないとはいえ、甘い……甘すぎるぞ吐鉤群!
も少し適当にいじめてやったら良かったのだ(苦笑)。

でもなぁ尸良は、男でも何でもすっきりすればそれで良かったんだな……。さすが外道だ。
今後の展開が期待されるが、手の代わりにしているガキに寝首を掻かれるって事だけは
避けていただきたいものだなー。
やっぱり……猟奇!怪人蟹男として再登場するのだろうか……。

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